比較的簡単に自社にあわせた業務アプリを作成できるkintone(キントーン)。DXが推進される今、導入している企業がどんどん増えています。とはいえ、なるべくkintoneを有効活用するためにはプロの手を借りて導入支援や伴走支援を依頼することも大切です。

本記事では、kintoneの基本的な機能や導入のメリット、導入までのステップをご紹介します。また、サイボウズのオフィシャルパートナー企業のぐーどろができることについてもご紹介します。

 

そもそもkintoneとは?

kintoneとは、ビジネスアプリを作成できるクラウドツールです。「バラバラな情報がーつにまとまる」「見える化でチームの意識がーつに」「働く場所や時間を自由に」「チームのメンバー全員が使いやすい」がkintoneのコンセプトkintone公式サイト内“キントーンでできること”より)です。このコンセプトに沿って、Excelやメール、紙の書類などの情報を一つにまとめ、バラバラになっている情報を一元化し、個人の情報をチームで共有することで業務効率を向上させます。

kintoneなら、時間や場所を気にせずにいつでもどこでも仕事ができる環境を用意できます。また、チームの仕事を見える化することで、チームのメンバー全員が使いやすいツールとなっています。

主にこんなことで活用できます

kintoneを導入することで、以下のような5つのメリットを得ることができます。

  • 社内のデータを一元化
  • 仕組みを自由自在に構築
  • メンバー同士のコミュニケーションを円滑化
  • 業務効率を改善
  • セキュリティを向上

これらのメリットにより、複数のアプリ間で同じデータを共有・連携でき、ミスが発生しやすい二重入力を解消。自社の業務に合わせた機能のカスタマイズも自由です。

kintoneが持つ社内SNS機能やコメント機能によって、社内メンバー同士のコミュニケーションを活性化することもできます。Excelをベースにした業務から脱却できるほか、社内情報を一元管理することで属人化している業務を解消し、業務効率を大きく改善することができます。

またセキュリティインシデント対応専門のチームが常設されているので、安全に利用する対策も万全です。

導入をお勧めしたい企業 3つのCase

Case1.中小企業や個人事業主など規模が小さい企業

kintoneなら、帳票出力や営業・顧客管理、経費精算などの機能を自由自在に追加できるうえ、200種類以上の拡張機能も利用できるので、開発費用にかかるコストを抑えることが可能です。そのため中小企業や個人事業主など規模が小さな企業に大きなメリットがあります。

例えば一番ミニマムなプランのライトコースであれば、1ユーザーあたり月額780円(年額9,170円)と取り入れやすい金額が設定されています。

Case2.社内にIT部門がない企業

kintoneはプログラミングに詳しくなくても扱える設計なため、専門的なスキルや知識は必要ありません。そのため社内にITに詳しい担当者がいなくても業務に使えるアプリを作成できるというメリットがあります。

実際、kintone導入担当者の93%が非IT部門であるという結果が、社内にIT部門がなくても導入できることを示しています。

Case3.コミュニケーションツールとして活用したい企業

kintoneには、タスクやプロジェクトの進行に必要なやり取りを集約できる「スペース」という機能があり、情報を書き込んだり資料やタスクを共有したりすることが可能です。社内での情報共有がスムーズになるため、業務効率やパフォーマンスの向上にもつながります。

また設定を変えることで、チーム内だけでなくチーム以外のメンバーや社外のスタッフともコミュニケーションが取れるようになるため、情報の一元化だけでなく、コミュニケーションツールとして使いたい企業にもkintoneはメリットがあります。

kintone導入までの5つのステップ

kintoneを導入するまでを5つのステップに分けて紹介します。この5つのステップを実行することで、導入までやるべきことが理解できるようになります。(公式“ここからはじまるkintone導入ガイドブック”を元に編纂)



Step1.課題の洗い出し

自社で抱えている業務上の課題を浮かび上がらせ、そのためには何が必要か、どのような状態が望ましいかを整理します。洗い出した内容が、kintoneを使うことである程度解決できる場合はStep2に進みます。

もしこの段階から、上手に整理できない、kintoneで解決できそうか分からないという方はお気軽にご相談ください。

Step2.お試し利用(無料)

kintoneには30日間、無料でお試し利用できる期間があります。kintoneの公式サイトから申し込めますので、まずは担当者自身がkintoneを触ってみましょう。なお、無料期間の終了後に自動的に課金されることはないので安心して申し込みを行ってください。

Step3.チームでお試し利用

kintoneはチームでの導入が推奨されています。担当者一人だけで導入を検討していくのではなく、チーム全体で少しずつ機能を使ってみることが大切です。実際にアプリを作ってみて、気になる点があればその都度調整できるか試してみましょう。

Step4.会社や上司を説得する

kintoneの導入で効果があることが分かったら、実際の導入に向けて会社や上司を説得する準備をします。説得する際には、実際にkintoneをお試し利用で使ってみてメリットを実感し業務改善できるという感触を得たことを説明します。

Step5.契約する

kintoneの導入が決まったら、契約組織名/ユーザー名や契約管理者、契約人数、契約コース、支払い方法を決めて入力することが必要となります。なお、契約コースと契約人数は後から変更することも可能です。

kintoneを導入するまでのステップをまとめましたが、やはりどうしても実際にどこから着手すればいいか分からない、または着手したものの一向に前に進まないなど、お悩みがございましたらお気軽にお問い合わせください。

kintone導入支援のサービスを受けるのもお勧め

kintoneではプログラミング知識がなくても独自アプリを作成することが可能です。用意されているサンプルをベースに、自社の業務内容に沿ったアプリを作成することができます。

プログラミング知識が必要ないとはいえ、それなりのIT知識や経験は必要です。ITに詳しい担当者が存在しない企業がなるべくkintoneを有効活用するためにはプロの手を借りて導入支援や導入後の伴走支援をしてもらうことも考えましょう。

賢いkintone導入支援・伴走支援サービスの選び方

kintoneを導入し、そのメリットを最大限に活用していくために支援サービスを利用する場合、まずは支援サービスを提供している企業を比較検討してみましょう。多くの企業が無料相談からサービスを提案してくれます。

kintoneを開発・提供しているサイボウズ社には、オフィシャルパートナーというネットワークもあります。ぐーどろもオフィシャルパートナーですが、この中から探すのも1つの方法です。

目的を明確にしておくことがkintone活用のカギ

kintoneの導入目的を明確に決めず、すべての課題を一気に解決しようとすると構築費用が跳ね上がるうえに、高機能なシステムを構築して使いこなせないケースが生じることもあります。

ピンポイントで目的に合ったシステムを構築し、kintoneを利用しながら育てていくのが活用のカギです。kintoneなら自社の課題を細かく分けて解決し、迅速に改善していくことができます。そのため導入支援を頼む場合も導入目的をしっかりと整理・共有してくれるのはもちろん、その目的に沿った開発を行ってくれるところを選びましょう。無料相談段階でそのあたりがフワッとしている場合は、要注意です。

「ぐーどろ」ならこんなご提案ができます

サイボウズ社のオフィシャルパートナー企業である「ぐーどろ」であれば、「課題解決のために、どこから手をつけて良いかわからない」という基本的なお悩みにも最適なサービス・プランでお応えします。

業務の効率化を図りたいが自社では対応が難しい、低予算でkintoneを導入したい、というお悩みを抱える多種多様な業種のお客様から幅広く支持されています。

導入支援から開発、伴走まできめ細やかなサポートを

「ぐーどろ」がご支援するのはkintoneの開発だけではありません。導入支援のほか、kintoneのプラグイン開発、kintoneの定着支援、伴走サポートなど、既にkintoneを活用しているお客様の改善サポートまで、幅広く対応しています。

「ぐーどろ」は、「かゆいところに手が届く」きめ細やかで分かりやすいサポートで主役であるお客様に伴走します。

料金体系もニーズに合わせてご提案

「ぐーどろ」では、お客様のニーズに合わせて定額開発従量課金開発をご用意しております。また、マルっと請負契約でご依頼いただく請負開発もございます。

「定額開発」は、プラン内のご依頼であれば追加料金が発生しない料金形態です。プラン内であれば、開発以外にカスタマイズにも柔軟に対応いたします。

「従量課金開発」は、より低予算で必要な部分だけのサポートに適した料金形態で、対応する時間ごとに料金が決まっています。ミニマムなプランであれば業界最安値となっており、プラン以外のご要望にも柔軟にご対応しておりますのでお気軽にご相談ください。

お客様に合わせたサービスとプランでお悩みを解決!

kintoneは手軽にアプリ開発できるとはいえ、なかなかうまくいかない場面にも遭遇します。「ぐーどろ」ではそのように行き詰まった時も、ニーズに合わせてきめ細やかなサポートをご提供するためのひとつとして従量課金開発を取り入れております。

また時間・人手が足りないといった問題にも対応できるようお急ぎの納期にもお応えしています。

お客様のご要望に合わせたkintoneのアプリを開発することは「ぐーどろ」のミッションのひとつですが、それで終わりではありません。最終的にはお客様ご自身でアプリを開発・活用できることを目標にサポートしています。

まとめ

業務の効率化に大きく貢献し、コミュニケーションも活発になるというオリジナルの業務アプリ開発ツールkintone。
特にIT部門を持たない小規模の企業にとって非常にメリットの多いものですが、活用していくためには、kintone導入の目的を明確にしておくことが重要で、必要に応じて導入支援サービスを利用することも検討してみてはいかがでしょうか。

kintoneアプリ開発・システム開発なら株式会社ぐーどろ

お問い合わせ・ご依頼はこちらから

       

お電話でのお問い合わせ

営業時間 / 10:00~18:00定休日 / 土日祝日

       

フォームからのお問い合わせ

       メールアイコンお問い合わせフォーム