2023年10月04日
こんにちは!ぐーどろの開発担当ユウキです!
kintoneでは毎月アップデートがあり嬉しい便利機能が追加されるので、
9月から使えるようになった機能と、開発中の機能を先取りする方法を紹介しようと思います🙌
kintoneアップデートとアップデート情報のチェック
kintoneでは毎月アップデート・開発中の機能の公開があり、様々な機能が追加されたり拡張されます。
開発時にアプリの設定をさわっていて変更された箇所に気づくことができる場合もありますが、アップデート情報をチェックしていないと気づけなさそうだなと思ってしまう変更点も多々あります。
アップデート箇所に気づけないことによって、欲しかった機能を諦めたままになってしまったり、プラグインの導入やカスタマイズをして開発時間・費用的にも遠回りになってしまうことも起こり得るかもしれません。
今回はアップデート情報をチェックするきっかけを共有できればと思います。
①9月のアップデート情報
9月アップデートその1:同じ名前のアプリの存在を知らせる機能
アプリ名の設定中に、似た名前のアプリがある場合はお知らせしてくれるようになりました!
私はよく開発の前段階として、アプリ機能の確認や、プログラムの動作検証を行うために別途簡単なアプリを作成しています。
その際、適当なアプリ名をつけてしまうので結果として似た名前のアプリが並んでしまい、
どのアプリでどの検証をしたのか分からなくなってしまいます。
似たアプリが並んでどれがどれだか分からなくなっている様子💦
今回のアップデートでアプリ名の設定中に既存の似ているアプリ名が表示されるようになったので、
「違う名前を付けなきゃ!」「なんのテストをしているか分かるようにしておこう」
と気をつけられるようになりました!
実際に試してみた様子。
適当に「テスト」と入力したら、既にテストアプリがいっぱいありました😅
アップデート前はこのままアプリを公開してしまい、アプリの一覧でどのアプリを使用していたか分からなくなることもありましたが、この段階で他と被らない、内容がすぐ分かるアプリ名に変更しようと気をつけることができ、後で余分な時間を使うことがなくなりました😁
9月アップデートその2:ゲストユーザーの一覧をCSV形式でダウンロード可能に
kintoneシステム管理 > ゲストユーザー管理 画面にてゲストユーザーの一覧、各ユーザーの「所属するゲストスペース」や「ライセンス」、「試用期限」を確認することは元々可能でしたが、CSV形式でダウンロードできるようになりました。
リアルタイムで所属するゲストスペースやライセンス(有料 / アカウントの共通化をして無料になっているか)等が更新されてしまいますので、CSVファイルでダウンロードできるようになったことで、特定の時点でのゲストユーザー情報を記録できます。
いつからゲストユーザーライセンス費用がかかるようになったか、毎月に何人分の契約をしていたかという記録が残せるようになりますので、ゲストとのライセンス費用のやり取りや、社内での経費精算に役立てることができるのではないでしょうか。
※こちらの画面へのアクセスはkintoneシステム管理者・cybozu.com共通管理者が可能ですが、
CSVでのダウンロード機能はcybozu.com共通管理者のみ利用可能となっております。
ゲストユーザーはもちろん社内のユーザーも権限がないとアクセスはできませんので、
誰がゲストユーザーとして参加しているか、ライセンスについての情報が適切に扱えるようになっています。
②開発中の機能
開発中の機能とは
本リリースは未実施ですが、kintoneシステム管理で有効化することによりお試し利用できる機能です。
また、フィードバックもできます!
※利用はできますが開発中ですので、リリース取りやめになる可能性もあるようです。
開発中の機能を先取りする方法
- 2. 画面下部の「アップデートオプション」をクリック。
- 3.画面最下部の「開発中の新機能」の中から試用したい機能にチェックを入れ、画面左上の保存をクリック。
- 今回は一番上の数値フィールドで桁区切りを入力できる機能を紹介したいのでチェックを入れました。
- ※開発中の機能の内容は2023年9月25日時点のもの
開発中の機能の紹介
✨レコード追加・編集画面の数値フィールドで、桁区切りのカンマ付き数字や✨
✨全角数字や使用できる変更 ✨
待望の、カンマ付きでの入力、カンマ付き数値フィールドの計算引用ができるようになりました!!!😭
今まで数値データをコピー&ペーストする際に都度都度カンマを削除する生活からはサヨナラです!
お客様からもよく「入力画面では桁区切りを入力できないの?そのまま計算式に反映させたり保存できないの?」
というお問い合わせをいただいており、なんとかならないかなと思っていたので嬉しい限りです。
試してみました。金額に単価×数量という計算式を設定しています。
単価に「1,000」とカンマを入力していますが、金額はエラーになっていません。
また、そのまま保存もできました!
データ入力時のパフォーマンスが上がる方が多いのではないでしょうか。
皆様もぜひ使ってみてくださいね。
まとめ
kintoneでは毎月アップデートにより機能が追加されているので、ぜひチェックして作業効率化に役立ててみていただければと思います!
リリースはまだですが、個人的には数値フィールドに桁区切りを利用できるようになったのが本当にうれしいです。
アップデートの詳細はこちらから
ぐーどろについて
ぐーどろではkintoneの導入支援や開発、エクセル形式入力をkintoneに足せるSpreadsheetプラグイン、GoogleMapを足せるGoogleヒートマッププラグインなどを提供していますので、ぜひお気軽にご相談ください。
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