2024年08月09日
株式会社アルファコーポレーション様では、kintoneでの顧客や営業のデータ一元管理とGoogleマップでの施工現場の検索を一体化し、業務の効率化を推し進めている。kintoneにGoogleヒートマッププラグインを加えた業務改善効果について管理部の礒元様にお話を聞かせていただいた。
株式会社アルファコーポレーションについて
アルファコーポレーションはリノベーション、メンテナンス、スマートハウス、メガソーラーの4つの事業を手がける総合住宅サービス企業だ。グループとしては70年の歴史がある中で同社は2005年4月に設立され、現在の従業員は約160名。関東を中心に全国で事業を展開しており、数万世帯以上のお客様がいる。従来、広範囲に点在する現場情報の管理や効率的な営業活動が課題となっていた。そこで、顧客データや営業活動管理などをクラウド上で一元管理できるkintoneの利用を2020年から開始、今年で4年目となる。また、kintoneとは別にGoogleマップを併用して、現場の所在地の把握をしていた。
Googleヒートマッププラグインを導入しての業務改善効果
しかしながら、データを管理しているkintoneとマップは連動していなかったため、登録した顧客データをスムーズに営業活動などに活かしにくい点に課題があった。そこで、kintoneアプリにGoogleマップを簡単設定で組み込むことができ、価格が手ごろなGoogleヒートマッププラグインの導入を決定。現在は顧客管理と営業管理に利用しており、現場の方はマップ上のピンからデータ入力画面へもすぐにアクセスできるので、現場での活動を記録している。
※(Googleヒートマッププラグインは、kintoneアプリ上で登録されている住所・緯度経度情報をもとにGoogleマップ上にピン表示が可能で、すぐにGoogleマップも開ける機能が搭載されている。多くの販売・顧客データがマップ上で可視化できるため、顧客が密集している地域やこれから顧客開拓ができそうなエリアなどが視覚的に一目で分かるようになる。更に、2024年初めのアップデートにより、ピンの色や種類が増え、条件によって出し分けられるようになったため、より視覚的に様々なデータを判別しやすく機能が強化されている。)
なかでも、磯元さんが一番効果的だったと感じているのはデータを視覚的に可視化できたこととのことで、今まで住所をデータとしてはkintoneへ蓄積していたが、実際に地図とともに確認するにはGoogleマップを別に開き、住所を個々に検索する必要があったので統合的にデータを見ることは難しかった。今では大量の顧客データを地図上で可視化して分析できるようになり、効率化や業務の高度化に寄与している。
加えて、気に入っている便利な機能としては、マップ上のピンにカーソルを合わせるとレコード詳細が確認できるポップアップが表示され、そこからレコード詳細画面やGoogleマップ表示へワンクリックで遷移できることだそうだ。位置関係をマップで見ながらもデータ詳細にもスピーディにアクセスすることができる。
今後の展望
今後については、更なるデータの蓄積を進めて、エリアごとのより詳細な分析を行いたいとの展望もお伺いできた。プラグインの最新バージョンではピンの色や種類を変更できる機能も追加されたため、これも活用してさらなる業務効率化に取り組まれたいとのこと。その他にも以下のような改善要望も頂いたので、ぐーどろとしてもプラグインがより使いやすい、業務効率化にもっと役立てるように開発を続けていきたいと思います。
・ルート検索、目的地までの時間算出
・ピンの位置を動かせる機能があるとよい(ピンの位置を微調整したい)
・詳細画面へ地図表示できるとよい(今後の機能追加を検討中)
・現状の一覧のピンからレコード詳細へという流れとは逆にレコード詳細画面から地図へ遷移
参考情報
・Googleヒートマッププラグイン製品ページ/30日無料お試し
・Googleヒートマッププラグイン製品紹介ビデオ
ぐーどろについて
ぐーどろでは他にもエクセル形式入力をkintoneに足せるSpreadsheetプラグインや、kintoneの導入支援・開発サービスも提供していますので、ぜひお気軽にご相談ください。プラグインをすぐに試せるオンラインデモや30日無料お試しもご提供しておりますので、ぜひ以下のリンクからお試しください。ページ下部のフォームからもkintoneの導入支援や開発についてご相談いただけます。
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