【建設業DX】紙と電話から卒業する現場管理。アプリと地図で“見える化”する最新手法とは?

2025年05月26日

【建設業DX】紙と電話から卒業する現場管理。アプリと地図で“見える化”する最新手法とは?

「またあの資料を探してる…」「この現場、今どうなってるんだっけ?」――建設現場の管理に日々追われる中で、情報共有や報告に関するストレスを感じていませんか?
紙の報告書、Excelの進捗表、LINEで送られてくる写真、そして電話での状況確認…。デジタルツールは増えたものの、情報がバラバラで結局うまく連携できない。DXを進めたい気持ちはあるけれど、「難しそう」「現場で使えるのか?」という不安も大きいのではないでしょうか。
本記事では、アナログな情報管理からの卒業はもちろん、現場の誰もが直感的に使いこなせることで、建設現場の生産性を飛躍的に向上させる「Kマッププラグイン」をご紹介します。kintoneとGoogleマップを連携させるこのツールが、どのように現場の情報循環を変え、本質的なDXを実現するのか。具体的な活用イメージが湧くよう、詳しく解説していきます。

目次

・まだ“紙の報告”が続いていませんか?
・DX=「高機能システム導入」ではない。「誰でも使える IT化」が重要
・Kマッププラグインが変える、現場と本社の情報循環
・こうした課題に直面していませんか?
・導入企業の声:現場の負担が減り、効率は倍に

まだ“紙の報告”が続いていませんか?

建設業界の現場では、今なお多くの場面でアナログな情報管理が主流です。例えば…


・現場からの報告は、帰社後に事務所で手書きか、改めてメールを作成
 日報作成のために残業が発生していませんか?

・写真はとりあえずLINEで共有、進捗状況は各自のExcelに入力、案件の住所は手元の紙のメモ
 情報があちこちに散らばり、必要な時にすぐに見つけられない、なんてことは日常茶飯事かもしれません。

・地理情報が正確に共有されず、二重訪問や手戻りが発生
  無駄な移動や作業で、時間とコストを浪費していませんか?

・各現場の対応状況を把握するために、担当者に何度も電話で確認
 連絡の行き違いや、確認作業に追われていませんか?

 

さらに深刻なのは、現場の基本情報である「どこに、どの資材があるのか」「今、どの工区が作業中なのか」といった情報すら、リアルタイムに共有されていないケースです。特定の担当者しか状況を把握していない、いわゆる“属人化された情報管理”は、業務の非効率化を招くだけでなく、ヒューマンエラーや報告の遅延といった、より大きな問題を引き起こす温床となっています。
このような状況では、現場の負担が増えるばかりか、会社全体の生産性向上も望めません。

DX=「高機能システム導入」ではない。「誰でも使える IT化」が建設現場の本質的ニーズ

こうした状況を変えるべく、国土交通省も旗振り役となり、建設業全体でDX(デジタルトランスフォーメーション)推進の機運が高まっています。しかし、DXと聞くとBIM/CIMやICT施工といった最新技術、あるいはドローンや自動化といったハイテクなイメージばかりが先行しがちです。
もちろんそれらもDXの一部ですが、日々の業務に追われる現場担当者にとって、特に建設現場においては、「誰でも簡単に、すぐに使える仕組み」であることが何よりも重要です。「DX=デジタル化を通じての仕組みの変革」とすると

「新しいシステムを導入したけど、操作が難しくて結局使われなくなった…」
「報告業務に時間を取られて、本来の現場作業が滞ってしまう…」

という状況は「変革」とは程遠いもの。こうした現場特有の事情や切実な声に耳を傾けることなく、ただ高機能なシステムを導入するだけでは、DXは実現しません。大切なのは、現場の負担を軽減し、誰もがストレスなく情報を共有・活用できる環境を整備すること。つまり「情報共有・報告・地図管理」といった日常業務のIT化こそが、建設現場の生産性向上に直結し、最終的にDXの実現(仕組みの変革)へ繋がっていきます。

Kマッププラグインが変える、現場と本社の情報循環

そこでご紹介したいのが、株式会社ぐーどろが提供するkintone連携プラグイン「Kマッププラグイン」です。サイボウズ社の提供する、プログラミングの知識がなくても業務システムを簡単に構築できる「kintone」に、世界的に利用されているGoogleマップを組み込むことで、地図ベースの直感的で分かりやすい業務管理を可能にします。
Kマッププラグインを利用することで、これまでバラバラだった現場の「いつ」「どこで」「誰が」「何を」「どうした」といった情報が、地図上に集約されます。
具体的には、kintoneに登録された案件情報や顧客情報、日報、進捗状況などを、Googleマップ上にピンやマーカー、エリア表示といった形でプロットできます。これにより、

🔹 地図上で案件・顧客・進捗を一元表示
現在動いている全現場の場所やステータス、担当者が地図上で一目でわかります。朝礼時の共有資料としても最適で、「今日行く現場はどこか?」「近くに他に何か案件はないか?」といった情報確認が容易になります。

🔹 写真+進捗報告がスマホから即登録
現場で作業を終えたら、その場でスマートフォンからkintoneにアクセスし、Kマッププラグインの地図上で該当現場のピンをタップ。撮影した写真や現在の進捗状況、作業内容などを手軽に入力・登録できます。現場作業中に“その場で完結”できるため、帰社してからの面倒な事務作業が大幅に削減されます。

🔹 作業エリア・訪問ルート・未対応エリアの可視化
 特定のエリア内で対応が必要な案件や、まだ手付かずの場所を地図上で色分けして表示できます。効率的な訪問ルートの計画や、取りこぼしのない作業エリア管理が可能となり、移動計画・工程管理を最適化できます。

🔹 資材配置や搬入予定も一目で確認
「あの資材はどこに置いた?」「次の搬入はいつだっけ?」といった現場の混乱も解消。地図上に「資材名」「搬入日」「保管場所」などをピンで表示し、必要な情報を瞬時に共有できます。

🔹 現場監督が即判断できる“画面設計”
 Kマッププラグインは、現場の責任者がその場で状況を確認し、的確な指示を出せるような画面設計を追求しています。複雑な操作は不要。地図を見るだけで状況を把握し、迅速な意思決定をサポートします。対応のスピードが格段に向上するでしょう。


このように、Kマッププラグインを導入することで、情報が地図という共通言語で整理され、現場と本社のコミュニケーションが円滑になります。朝礼や打ち合わせで活用できるリアルタイムな状況共有資料としても機能し、情報の属人化を防ぎ、チーム全体の情報リテラシー向上にも貢献します。

こうした課題に直面していませんか?

もし、あなたの現場や会社が、以下のような課題を一つでも抱えているなら、Kマッププラグインがその解決の一助となるかもしれません。

・資材の搬入予定や現在の配置場所が、現場ですぐに把握できない。

・工程の進捗報告が遅れがちで、それが原因でお客様からのクレームに繋がったことがある。

・場所に関する情報伝達が曖昧で、指示の誤解から施工ミスが発生してしまった。

・現場監督が複数の現場を掛け持ちしており、各現場の正確な状況をリアルタイムで把握するのが難しい。

・写真、報告書、工程表といった関連資料がバラバラに保管されていて、必要な情報を探すのに時間がかかる。

一つでも「うちのことだ…」と思われたなら、ぜひ一度Kマッププラグインの導入をご検討ください。これまで当たり前だと思っていた非効率な業務フローが、劇的に改善される可能性があります。

 

導入企業の声:現場の負担が減り、効率は倍に

実際にKマッププラグインを導入された企業様からは、喜びの声が続々と届いています。

「報告作業にかかる時間が従来の3分の1に短縮され、現場スタッフだけでなく、事務所の事務スタッフの残業も大幅に削減できました」 (大手不動産会社・現場管理部門ご担当者様)

「資材の正確な保管位置や搬入タイミングが地図上でリアルタイムに共有できるようになったおかげで、資材を探す無駄な時間がなくなり、作業がスムーズに進むようになりました。結果的に、現場が止まる時間が格段に減りましたね」 (内装工事会社・施工担当者様)

「これまで各現場を回って状況を確認していましたが、Kマッププラグイン導入後は、事務所にいながら、あるいは移動中でも、地図画面を見るだけで各現場の進捗や問題点を即座に把握できるようになりました。これにより、指示出しのスピードが格段に上がり、問題が大きくなる前に対処できるようになりました」 (総合建設会社・現場監督様)


これらの声はほんの一例です。Kマッププラグインは、現場の負担を軽減し、業務効率を飛躍的に向上させることで、建設業界の働き方改革を力強くサポートします。

 

■現場でのアプリ活用イメージ

まとめ:誰でも使えるIT化からはじめることで、建設現場の情報管理は次のステージへ

建設現場のDX実現のために、まず第一歩として「誰でも使える」シンプルなツールを選ぶことが、成功への近道です。
Kマッププラグインは、使い慣れたkintoneとGoogleマップの組み合わせで、建設現場が本当に必要としている情報共有の形を実現します。紙や電話、バラバラのExcel管理から卒業し、現場と本社がリアルタイムに繋がる新しい働き方を、Kマッププラグインで始めてみませんか?。
「DX=高機能システム導入」といった固定観念から一歩踏み出し、「誰でも使える」地図ベースの情報管理をkintoneとKマッププラグインで実現するイメージが湧いてきたでしょうか?
アナログな管理から卒業し、現場の働き方をもっと効率的でスマートなものに変えるために、ぜひKマッププラグインにご注目ください。ご興味をお持ちいただけましたら、ぜひ製品ページをご覧いただくか、お気軽にお問い合わせください。

Kマッププラグイン製品説明資料ダウンロード

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・🕺ダウンロードなしですぐに試せるオンラインデモサイト(ID/Pass: tokyo/tokyo)

・Kマッププラグイン製品紹介ビデオ

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