2025年06月03日

【道路・インフラ事業者 必見】事故・道路異常・修繕依頼も地図で一元管理!kintoneとKマッププラグインで実現する“見える”インフラ情報DX
「その情報、地図で視覚的に把握できていますでしょうか?」自治体や公共団体などのインフラ事業者の皆様は、日々多くの情報と格闘されているかと思います。道路の損傷、公園の不具合、危険箇所の報告…。これらの情報が紙やExcelでバラバラに管理されていては、迅速な対応や的確な判断は難しいもの。
本記事では、そんな課題を抱える皆様へ、高価な専用システムに頼らずとも、現場の業務効率を飛躍的に向上させ、利用者サービスの質を高める新たな一手をご紹介します。
今、注目されている現場の業務に合わせて柔軟にカスタマイズでき、かつ低コストで導入可能な「ノーコードツール」を活用したDX。その代表格が、サイボウズのkintone(キントーン)です。kintoneは、プログラミングの専門知識がなくても、マウス操作だけで業務アプリを自由に作成できるクラウドサービス。すでに多くの企業や自治体で、日報管理、案件管理、問い合わせ管理など、さまざまな業務効率化に活用されています。
そして、このkintoneと連携することで、地理情報管理の課題を劇的に解決し、高価なGIS(地理情報システム)に頼らずとも“見える”インフラ情報DXを実現するのが、「Kマッププラグイン」です。
インフラ管理に関わるあらゆる業務の効率化、利用者サービスの向上についての具体的な改善イメージをご確認ください。
目次
・その情報、地図で見えてますか?インフラ管理の現状と課題
・高価なGISはもう不要?現場が求めるDXツールの新常識
・Kマッププラグイン登場!kintoneで始める地図情報DX
・こんな業務が変わる!Kマッププラグイン活用イメージ集
・さあ、地図からはじめよう!未来の利用者サービスと業務改革
その情報、地図で見えてますか?インフラ管理の現状と課題
私たちの生活に不可欠な道路、橋、公園といった公共インフラ。これらの維持管理は、利用者の安全と快適な暮らしを守る上で極めて重要な業務です。しかし、その管理の現場では、多くの課題が山積しています。
紙やExcelでは限界?バラバラな現場情報と対応遅れ
「住民から道路陥没の連絡があったが、正確な場所がすぐに特定できない」「過去の修繕履歴が紙の台帳にしかなく、状況把握に時間がかかる」「Excelで管理しているが、担当者しか更新できず情報が属人化している」…。このような声は決して少なくありません。紙やExcelを中心とした管理では、情報の共有に手間と時間がかかり、どうしても対応の遅れに繋がってしまいます。特に緊急時においては、この遅れが住民の安全を脅かす事態にもなりかねません。
「どこで何が?」インフラ情報の可視化が急務な理由
今、インフラ管理の現場に求められているのは、「どこで何が起きているのか」を誰もが瞬時に把握できる「情報の可視化」です。地図上で情報を一元管理し、リアルタイムに共有することで、迅速な状況判断と適切な対応指示、そして計画的な維持管理が可能になります。これにより、業務の効率化はもちろん、利用者からの問い合わせにもスムーズに対応できるようになり、利用者満足度の向上にも繋がるのです。
高価なGISはもう不要?現場が求めるDXツールの新常識
インフラ情報を地図で管理すると聞くと、多くの方が高機能なGIS(地理情報システム)を思い浮かべるかもしれません。しかし、従来のGISには導入のハードルがありました。
GIS導入の壁「高コストで使いこなせない」現実
高機能なGISは、確かに多機能で専門的な分析も可能です。しかしその反面、「導入コストが高すぎる」「専門知識が必要で、一部の職員しか使いこなせない」「オーバースペックで、現場が本当に欲しい機能はもっとシンプルなのに」といった声も多く聞かれます。結果として、せっかく導入したシステムが十分に活用されず、宝の持ち腐れになってしまうケースも少なくありませんでした。
DX推進の鍵!kintone連携で低コストに課題解決
いま、自治体や公共団体など、インフラ事業者のDX推進において注目されているのは、現場の担当者自身が使いやすく、かつ低コストで導入・運用できるツールです。そこで力を発揮するのが、業務改善プラットフォーム「kintone(キントーン)」と、その拡張機能である「Kマッププラグイン」です。kintoneの柔軟性とKマッププラグインの地図連携機能を組み合わせることで、高価な専用システムを導入せずとも、現場のニーズに即した情報管理体制をスピーディーに構築できます。
Kマッププラグイン登場!kintoneで始める地図情報DX
「Kマッププラグイン」は、皆様がお使いのkintoneアプリに登録された住所や位置情報付きのデータを、特別な手間なくGoogleマップ上に自動でプロットできる画期的なプラグインです。
最短1日!住所や位置情報を自動で地図にプロット
これまで手間のかかっていた位置情報の入力や地図への落とし込み作業が、Kマッププラグインを使えば劇的に効率化されます。kintoneアプリに住所データを入力するだけ、あるいはスマートフォンのGPS機能で取得した位置情報を登録するだけで、自動的に地図上にピンが立てられます。特別なITスキルは不要で、最短1日という短期間で地図連携システムを稼働させることも可能です。
状況を色分け!進捗・優先度が一目でわかる地図連携
Kマッププラグインの強みは、単に情報を地図に表示するだけではありません。例えば、修繕依頼の進捗状況(未対応、対応中、完了など)や、危険箇所の緊急度などを、ピンの色や形で視覚的に表現できます。これにより、地図を見るだけで「どこで、何が、どのような状況か」を直感的に把握でき、優先順位の高い案件から効率的に対応を進めることが可能になります。
写真付き報告も簡単!現場と事務所を繋ぐ情報共有
現場の状況を正確に伝えるためには、写真情報が不可欠です。Kマッププラグインは、kintoneに登録された写真データと地図情報をスムーズに連携させます。現場担当者がスマートフォンで撮影した写真付きの報告をkintoneに上げれば、事務所の担当者はリアルタイムで地図上の該当地点と現場写真を確認できます。これにより、状況把握の精度が格段に向上し、的確な指示や判断に繋がります。
■こんな業務が変わる!Kマッププラグイン活用イメージ集
Kマッププラグインを導入することで、具体的にどのような業務がどのように変わるのでしょうか。いくつかの活用イメージをご紹介します。
【事故・災害】発生場所を即座に共有、迅速対応へ
突然の自然災害や自動車事故発生時、最も重要なのは「どこで何が起きているのか」を正確に把握し、関係者間で迅速に共有することです。
Kマッププラグインを使えば、事故発生時に現場からスマートフォンで位置情報と被害状況をkintoneに登録するだけで、それが地図上にプロットされます。例えば、洪水で通行止めになった箇所、土砂崩れが発生した地点などを地図上で即座に共有でき、関係部署への情報連携もスムーズになります。これにより、災害対策本部や現場への指示出しが格段に迅速になり、二次災害の防止や復旧作業の効率化に貢献します。事故が集中しているエリアを可視化することで、再発防止策の検討にも役立つでしょう。
【道路修繕】利用者からの通報も地図で一元管理・効率化
「道路に大きな穴が空いていて危ない」「公園の遊具が壊れている」など、利用者からの通報は、電話やFAX、ウェブフォームなど様々な経路で寄せられます。これらの情報をKマッププラグインで一元管理することで、業務は劇的に効率化されます。
利用者からの通報をkintoneに登録する際に、場所の情報を入力すれば自動的に地図上にプロット。対応状況を「受付済み」「調査中」「修繕済み」といったステータスで色分け表示すれば、どの通報が未対応で、どこから優先的に対応すべきかが一目瞭然です。地図上で修繕箇所が集中しているエリアを特定し、まとめて対応するといった効率的な巡回計画を立てることも可能になります。利用者からの「まだ直らないの?」といった問い合わせにも、地図を見ながら現在の状況を正確に伝えることができます。
【危険箇所】落下物や異常を通報、安全対策を強化
通学路に散乱するガラス片、傾きかけた電柱、放置された不法投棄物……。一時的なものも含め、道路上の危険情報は枚挙にいとまがありません。
Kマッププラグインを使えば、職員が巡回中に発見した危険箇所や、利用者から寄せられた「通学路に自転車が倒れている」「看板が外れそうになっている」といった一時的な異常情報も、その場でスマートフォンから写真付きで報告し、地図に登録できます。これにより、危険な場所を迅速に特定し、関係部署や業者への連絡・指示がスムーズになります。地図上に危険箇所がリアルタイムで可視化されることで、緊急性の高いものから優先的に対応でき、利用者の安全確保に大きく貢献します。
■さあ、地図からはじめよう!未来の利用者向けサービス と業務改革
ここまで、Kマッププラグインがもたらすインフラ管理の変革についてお伝えしてきました。高価なシステムや専門知識は、もはやDXの必須条件ではありません。
初期費用はぐっと抑えてスモールスタート可能!圧倒的低コストで本格運用
Kマッププラグインの大きな魅力の一つは、その導入のしやすさとコストパフォーマンスです。kintoneを利用していれば、初期費用はプラグインのライセンス費用が年額12万円~利用可能。kintoneのユーザー数も少数から始めることで、月々あたりのランニングコストも抑えられます。予算の限られた中でも本格的な地図情報システムを構築・運用することが可能です。専門知識は不要で、現場の担当者が自ら業務に合わせたアプリを作成・改善できるため、変化するニーズにも柔軟に対応できます。「まずは試してみたい」というスモールスタートにも最適です。さらにかゆいところに手が届く、専門的なカスタマイズもぐーどろにて対応いたします。
「場所」の見える化が実現する、業務効率と市民満足
Kマッププラグインによって「場所」に関する情報が可視化されることで、これまで見えづらかった課題が明らかになり、業務プロセス全体が効率化されます。これにより、職員はより創造的な業務や、利用者と向き合う時間に注力できるようになるでしょう。そして、迅速で的確な対応は、利用者からの信頼と満足度の向上に直結します。
市民協働も加速!DXで創る、新しい公共サービスの形
自治体では、住民がスマートフォンアプリから危険箇所や不具合を写真付きで通報し、それがリアルタイムでKマッププラグイン上の地図に反映され、対応状況も市民にフィードバックされる、といった市民協働型のプラットフォーム活用例も多く存在します。DXを通じて、行政と住民が一体となって地域をより良くしていく、そんな新しい公共サービスの形を、Kマッププラグインと共に創造していきませんか。
この記事が、皆様のインフラ管理業務における課題解決、そして未来の市民サービス向上に向けたヒントとなれば幸いです。「Kマッププラグイン」にご興味をお持ちいただけましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。地図からはじまるDXで、共に新しい未来を切り拓きましょう。
アナログな管理から卒業し、現場の働き方をもっと効率的でスマートなものに変えるために、ぜひKマッププラグインにご注目ください。ご興味をお持ちいただけましたら、ぜひ製品ページをご覧いただくか、お気軽にお問い合わせください。
・🕺ダウンロードなしですぐに試せるオンラインデモサイト(ID/Pass: tokyo/tokyo)
・Kマッププラグイン製品紹介ビデオ