2025年09月21日
「Excelファイルがいろんな場所に散らばっていて、最新版がどれか分からない…」「日報や申請書のためだけに、わざわざ会社に戻るのが面倒…」
もし、あなたのチームがこのような課題を抱えているなら、kintone(キントーン)がその解決策になるかもしれません。
この記事では、「kintoneって一体何?」という基本的な疑問から、具体的な機能、最新の料金プランまで、初心者の方にも分かりやすく解説します。
目次
- 1. kintoneとは?サイボウズが提供する「業務改善プラットフォーム」
2. kintoneでできること【3つの基本機能】
3. kintoneの料金プラン|3つのコースの違いは?
4. kintoneを導入する3つのメリット
5. 導入前に知っておきたいこと・注意点
6. まとめ:まずは「30日間無料お試し」から始めよう
1. kintoneとは?サイボウズが提供する「業務改善プラットフォーム」
kintoneとは、サイボウズ株式会社が提供する、プログラミングの知識がなくても、自分たちの仕事に合わせた「業務アプリ」を自由に作れるクラウドサービスです。同社はグループウェアで国内シェアトップクラスを誇る企業で、安心して利用できる基盤を提供しています。
Excelやスプレッドシート、紙の書類など、バラバラに管理されがちな情報を一箇所にまとめ、チームの仕事をスムーズに進めるための「プラットフォーム(土台)」と考えるとイメージしやすいでしょう。
より詳しくは、公式サイトも併せてご覧ください。
👉kintoneとは? | kintone – サイボウズの業務改善プラットフォーム
2. kintoneでできること【3つの基本機能】
kintoneの核心的な機能は、大きく分けて3つあります。
① データやファイルの蓄積・共有(データベース機能)
顧客リスト、案件管理表、問い合わせ履歴、社内FAQなどを一元管理できます。Excelのように「誰かが編集中で開けない」といった制約がなく、チーム全員が常に最新のデータにアクセス可能です。
活用例:営業チーム全員が最新の顧客リストを同時に確認・編集できる
② 円滑な情報共有(コミュニケーション機能)
kintoneの強みは、各データに直接コメントを残せることです。これにより、「Excelを修正したから、チャットで連絡する」といった二度手間がなくなり、情報のやりとりを一つの場所で完結できます。
活用例: 案件のデータに「次回は誰が訪問する?」と直接コメントすることで、メールやチャット履歴を探す必要がなくなる
③ 仕事の流れを自動化(プロセス管理機能)
「稟議申請」「見積もり承認」「タスク管理」など、承認フローをシステム化できます。今どこで止まっているのか一目でわかり、業務の抜け漏れや遅延を防げます。
活用例:自身が承認すべき案件があれば、締め切り前にリマインド通知を受け取る設定ができるため、対応忘れを防止
3. kintoneの料金プラン|3つのコースの違いは?
kintoneには、主に3つの料金コースが用意されています。
※2025年9月現在の情報です。最新の料金や詳細は、必ず公式サイトをご確認ください。
👉料金 | kintone – サイボウズの業務改善プラットフォーム
比較項目 | ライトコース | スタンダードコース | ワイドコース |
月額料金(税抜) | 1,000円/1ユーザー | 1,800円/1ユーザー | 3,000円/1ユーザー |
最小契約ユーザー数 | 10ユーザー | 10ユーザー | 1,000ユーザー |
アプリ数 | 200個まで | 1,000個まで | 3,000個まで |
プラグイン利用 | 不可 | 可能 | 可能 |
どのコースを選ぶべき?ケース別おすすめガイド
・ライトコース
まずは情報共有から始めたい、Excel管理からの脱却を目指したい場合に最適。
・スタンダードコース
プラグインや外部サービス連携を活用し、本格的な業務改善を進めたい場合に最も選ばれている人気のコース。
・ワイドコース
部門をまたぐような大規模な利用や、組織ごとのアクセス管理・監査ログなど、より高度なセキュリティやガバナンスが求められる場合に最適。
4. kintoneを導入する3つのメリット
メリット①:専門知識がなくても、現場主体で改善できる
最大のメリットは、ノーコード・ローコードで開発できる点です。情報システム部門に頼ることなく、業務を一番よく知る現場の担当者が、自分たちの手でスピーディーにアプリを作成・修正できます。
メリット②:いつでもどこでも仕事ができる
スマートフォンやタブレットに標準対応しているため、場所を選ばずに仕事ができます。外出先から日報を提出したり、現場で撮影した写真をそのまま報告書に添付したりと、働き方の自由度が格段に向上します。
メリット③:豊富な拡張性
kintoneの真価は、その拡張性にあります。スタンダードコース以上では、プラグインを追加して標準機能にはない能力を付与したり、外部のサービスと連携(API連携)させたりできます。例えば、顧客情報を地図上に可視化するプラグインなど、自社のニーズに合わせてkintoneをパワーアップさせることが可能です。
ぐーどろでは、kintoneで活用できる便利なプラグインを多数取り揃えています。無料でお試しいただけますので、ぜひチェックしてみてください。
5. 導入前に知っておきたいこと・注意点
・Excelの完全な代替品ではない
複雑な計算や、ピクセル単位での緻密なレイアウト調整は、依然としてExcelが得意です。kintoneは「データ共有と業務プロセス改善」、Excelは「高度なデータ分析や計算」と、目的別に使い分けるのが成功の秘訣です。
・社内に「推進役」がいると成功しやすい
導入して終わりではなく、現場の意見を吸い上げながら継続的に改善していくことが重要です。中心となって活用を広めていく「推進役」がいると、導入効果を最大化できます。
・初期設計に時間をかけるべき
「とりあえず使い始める」ことも可能ですが、最初にアプリ設計やデータ構造を考えておくと後々の手戻りが少なくなります。業務フローを整理してから導入するとスムーズです。
・追加コストや制約を理解しておく
kintone単体でも十分活用できますが、プラグインや外部連携を組み合わせると月額費用が増える場合があります。事前に「標準機能でできること」「追加投資が必要なこと」を整理しておくと安心です。
6. まとめ:まずは「30日間無料お試し」から始めよう
この記事でお伝えしたポイントは、次の4つです。
・kintoneは現場主体で業務アプリを作れる「業務改善プラットフォーム」
・基本機能は「データ管理」「コミュニケーション」「プロセス管理」の3つ
・料金はライト/スタンダード/ワイドの3コース。自社規模に合わせて選べる
・ノーコードで柔軟に改善でき、モバイル対応や拡張性にも強みがある
自社に合うかどうかは、まず実際に触ってみるのが一番です。kintoneには、すべての機能を試せる30日間の無料お試し期間があります。「何から始めればいいかわからない」「自社に合った使い方を提案してほしい」そんな方には、パートナー企業への相談がおすすめです。
ぐーどろなら、kintoneの導入から運用・改善までトータルで伴走します。 まずは資料をご覧いただき、御社の課題解決に役立つ情報をご確認ください
・🕺ダウンロードなしですぐに試せるオンラインデモサイト(ID/Pass: tokyo/tokyo)
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