Kマッププラグイン5月アップデート解説!

2025年05月20日

ぐーどろ マーケティング担当 木戸です!
今回は先日リリースしたばかりのKマッププラグインの5月アップデートについて紹介させていただきます!

特にレコード詳細画面での地図表示をボタン形式に切り替えられるようになったことや、今までは手動で取得していた緯度経度が自動取得に切り替えられるようになったなど、大きな機能アップデートがたくさん入ったリリースになります。
それではそれぞれ詳しく見ていきましょう。

【今回アップデートの主な改修内容】

①レコード詳細画面での地図の表示回数(APIリクエスト数)を削減するために、
 ボタンによる地図表示に切り替えられる機能を追加
②レコード登録時に自動的に緯度経度を取得する機能を追加
③各種店舗や施設などGoogleマップ標準アイコンを非表示にする機能を追加
④管理画面などの英語表示に対応
⑤ピンの種類判定条件が計算フィールドに対応

①レコード詳細画面での地図の表示回数(APIリクエスト数)を削減するために、
 ボタンによる地図表示に切り替えられる機能を追加

3月のリリースで既にレコード詳細画面での地図表示には対応していたのですが、
こちらを機能をONにしているとGoogle Maps PlatformのAPIリクエスト数が相応に膨らむ課題がありました。
(レコード詳細画面表示、編集、保存のタイミングで毎回APIリクエストがされるため。)

そこで今回の改修ではレコード詳細画面で常時地図が表示されるのではなく、
下記のイメージのようにボタンを押したときに表示する形式に切り替えられる機能を追加しました。
これによって地図表示ボタンを押したときだけにAPIリクエスト数が節約できるため、
数十人・数百人がプラグインを利用していてもGoogle Maps PlatformのAPIリクエスト数がかなり少なくて済む形になりました。※GMPには月1万リクエスト分の無料枠が各APIにあるので、いずれにしても相応に無料枠での運用が可能です。

②レコード登録時に自動的に緯度経度を取得する機能を追加

次は緯度経度の自動取得機能です。今までは緯度経度取得ボタンを押すマニュアル操作方式のみの提供だったところへの対応となります。こちらもGoogle Maps PlatformのAPIリクエスト数をなるべく節約したいお客様が多かったので、当初はマニュアル操作での取得での機能提供でした。しかし、大企業のお客様も増えてきており、利用人数やデータの新規追加量が多い場合には、毎回新規データにマニュアル操作で取得するのは手間になるケースが出てきていました。

そこで今回のアップデートでは、レコードの追加時には自動で緯度経度を取得する機能を追加して運用の手間がかからないようになりました。(管理画面で緯度経度自動取得機能をON/OFFで切り替えられます。)

※レコードの新規登録や一覧画面での保存のタイミングで住所情報に更新があれば、緯度経度を取得する処理となっています。

③各種店舗や施設などGoogleマップ標準アイコンを非表示にする機能を追加

Kマッププラグインを利用いただいているほとんどのお客様はkintoneのレコードデータをピン表示して、視覚的に顧客や物件情報を俯瞰して把握する用途でご利用いただいているのですが、これまではGoogleマップ標準で表示されるお店やその他様々なアイコンがあることでKマッププラグインでピン表示したものとの判別がつきずらくなってしまう課題がありました。

この課題に今回対応し、地図画面で”POI”のボタンを押すとこれらのアイコンを非表示に切り替えられる機能となっています。こちらのイメージのようにだいぶ画面がすっきりしますので、Kマッププラグインで表示したピンがはっきりとわかります。(※画像をクリックするとGIFで変化がわかります。)

    ④管理画面などの英語表示に対応

    Kマッププラグインの設定画面の英語対応も行いました。


    これまではプラグインの設定画面などは日本語での表示にしか対応しておらず、日本以外での利用にはあまりフレンドリーな状態ではありませんでした。これで海外での利用にも対応できるベースが整ってきましたので、今後は日本だけでなく多くの方々にも利用いただけるように製品を育てていけたらと思います!(現状ではヒートマップ表示の市区町村の図形データは日本にしか対応できていないため、ヒートマップ機能は日本での利用のみの対応となります。ピン表示は海外でも問題なくご利用いただけます。)

    ⑤ピンの種類判定条件が計算フィールドに対応

    Kマッププラグインではピンの色やアイコン画像をフィールドの値によって出し分けることができるのですが、こちらの出し分け条件の設定が計算フィールドには対応していませんでした。そこで今回のリリースでは計算フィールドのフォーマットが「NUMBER: 数値」「NUMBER_DIGIT: 数値(桁区切り)」「DATE: 日付」のものへの対応を追加しました。これによって売上数値や日数の計算結果をもとにピンの色を出し分けることが可能となっています。

     

    以上が今回の5月アップデートの機能改修の内容になります。ぜひ既存ユーザー様は最新版にアップデートして新たな機能をご活用ください!ご意見ご感想もぜひお気づきの点があればお寄せいただけたらと思います。

    ※最新版プラグインファイルは下記リンク先よりダウンロードください。

    https://goodoro.co.jp/download/kmapplugin/

    まだプラグインをご利用でないお客様は以下から製品資料ダウンロードや30日無料お試しなどが可能ですのでご確認ください。

    Kマッププラグイン製品説明資料ダウンロード

    Kマッププラグイン製品ページ/30日無料お試し

    ・🕺ダウンロードなしですぐに試せるオンラインデモサイト(ID/Pass: tokyo/tokyo)

    ・Kマッププラグイン製品紹介ビデオ

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