kintoneで社内お店データベースを作ってみた。(GoogleヒートマッププラグインとSpreadsheetプラグイン活用)

2023年12月01日

こんにちは プラグイン担当 木戸です。

食欲の秋、、過ぎて忘年会の冬ですね!

おいしいもの食べてチームやお客さんとの関係も良くしていきたいところです。

ぐーどろ内ではみんなが過去に行ったお店や行ってみたいお店など共有しているんですが、

これまでSlackのスレッドでやりとりされていたので、あまり整理して管理はされていませんでした。

ということで、今回はこれをぐーどろで提供しているGoogleヒートマッププラグインと

Spreadsheetプラグインを使って視覚的にも共有管理も便利なアプリに作り替えてみたいと思います!

以下のようなステップで作業を進めていきます。

  1. 1. まず必要なフィールド要件を確認して、kintoneアプリを作成
  2. 2. チャットの非構造化データを書き写すのにSpreadsheetプラグインでスピーディにデータ移行
  3. 3. Googleマップをプラグインで組み込んで地図上にお店を可視化
  4. 4. その他の有効活用について

 

でははじめていきましょう。

現状は↓こんな感じで有志が懇親会で行ったところや今後行ってみたい、使ってみたいお店を投稿してたりします。

ただ、これだと条件で絞ったり、人によって記入する内容がばらばらなので参考にはし辛いかもですよね。

なので、これらの投稿からkintoneのフィールドとすべきものと、接待や社内懇親会でも使いやすいように

どんな項目があるとよさそうか考えてアプリを作っていきたいと思います。

 

最低限必要な項目は↓こういった感じでしょうか。

これは・・・入力が結構手間で億劫になっちゃう可能性もあるかも??

一旦のプロトタイプとしてこれでスタートしていきたいと思います。

(運用していけるかどうかは社内でフィードバックももらいながら今後相談していきたいと思います。

入力しやすいように項目を減らしたりまとめる工夫も必要かもしれませんね。)

 

では、Slackに眠っている情報をアプリに移していきたいと思いますが、

チャットの情報なのでExcel形式などではないため、移行が手作業になりそうです。

そんな時には、Spreadsheetプラグインがあればだいぶ楽になります。

Spreadsheetプラグインを作成したアプリに適用してデータをコピペで移していってみましょう。

まず↓のように画面左上の+ボタンで新規レコードの空行作成をしていきます。(※kintone標準のレコード作成は右上)

20件ほどのデータは10分ぐらいである程度移せました。この日はノートPCだったんですが、

まずまず早く移せましたね。これも一覧画面上からすぐにフィールドが編集できるSpreadsheetプラグインが

あるから早いです。kintoneの開発プロジェクトでもデータ移したりたくさん編集するときはよく使っています。

新しいお店情報を見つけたらここに追加していくのもスピーディですね。

 

それでは、次は登録したお店をGoogleMap上にピンして可視化できるようにしてみます。

ぐーどろでGoogleヒートマッププラグインというのを提供していて、

kintoneアプリに簡単設定でGoogleMapを埋め込めるようになっているのでこれを使ってみます。

 

プラグインの設定にはGoogle MapsのAPIキーが必要なのでこれを設定します。

(APIキーの取得手順はマニュアルをご参照下さい。)

次に住所情報から緯度経度情報をAPIで取得してピン表示するためにアプリにフィールドを加えて

プラグイン設定でマッピングします。

あとは地図上のピン表示の設定をヒートマップのタブから行います。

地図を埋め込みたい一覧を選択して濃淡判定を有効にするチェックをいれるとキャプチャのような設定項目が出てきます。

(Googleヒートマッププラグインはヒートマップ表示もできるプラグインなんですが、

今回はピン表示だけを使うので、その設定だけすればOKです。)

”ヒートマップ+ピン利用設定”を選択します。

ピンの表示を有効にするチェックを入れたら、ピン表示のもとにする緯度経度のフィールドを選択して、

あとはピンをクリックしたときにクイックビュー的に表示するフィールドを選択していきます。

これでプラグイン設定を保存すれば大方の設定は完了です。

位置情報一括更新ボタンを押して、住所情報から緯度経度情報を取得すれば完成です!

こんな形でkintoneデータもスピーディに編集できて、お店情報も地図を見ながらすぐに参照できる、

Googleマップもすぐ開けるお店データベースアプリになりました。

会食や会社イベント、社内懇親会などユースケースに合わせて絞り込んだり、予算で絞り込んだりソートもできるので、

営業部なんかではこういった情報を共有しておくのは結構ノウハウの蓄積になるかもしれませんね。

というわけで、今回は社内のお店情報共有データベースをSpreadsheetプラグインとGoogleヒートマッププラグインを

両方使って実現してみました。地図で可視化して社内皆で共有したり、非構造化データとして眠っている社内のノウハウも

比較的簡単にkintoneに移行して共有化・データベース化できることで

日々の皆の何気ない業務やアクションも共有知になっていくのは結構いろんなところに活用できます!

 

なお、ご紹介したプラグインがすぐに試せるオンラインデモや30日無料お試しを提供してますので、気になった方は

ぜひ以下リンクから試してみてください。ページ下部のフォームからも自社環境で試せる30日無料お試し申込みや

無料導入相談がお申し込みいただけますのでお気軽にご連絡ください。それでは!

・🆓製品サイト/30日無料お試し申込み

・🕺ダウンロードなしですぐに試せるオンラインデモサイト(ID/Pass: tokyo/tokyo)

 

関連記事